会社の資源を個人的用途に使う


最近は多くの企業でファイヤーウォールを入れているのだが、ちょっと困ったことが起きている。業務時間中に私用メールを書いている人が結構いるのだ。会社のメールアカウントでやるのは、問題が表面化しやすいのだが。会社のメールサーバーを使っているなら、ある程度熟練した人が管理しているのであればすべての行き来するメールを取得することが可能である。それで、私用メールをしているとか、アダルト画像が添付されてないかどうかを調べることが出来きます。

しかし、会社以外にアカウントを持っている人というのがいる。外部のプロバイダなどを利用してやるのだが。これでも、ファイアーウォールでフィルタされていない場合は、社外のPOP3,IMAP4サーバー(メールサーバー)を使って、個人宛のメールを受け取ることが出来る。これは個人的な用途に会社の資源を利用しているといえる行為である。

会社の資源を使わずにプロバイダにあるメールを取るにはどうしたらいいのだろうか?ノートパソコンに携帯電話かPHSがあれば可能である、単にダイヤルアップすればいいのだ。確かに個人の携帯電話でダイヤルアップすれば、一応会社のネットワークは使っていないし、ファイヤーウォールも関係ないので通信上の問題もなく快適にメールが読めます。

さて、ここで大きな間違えが発生しているのです。専用線があるのにダイヤルアップでつなぐということは、バックドアを作っているのです。あなたのマシンさえ攻略できれば、社内のネットワークへの侵入は簡単です。一般的に社内ではいい加減な設定のマシンが多く、どんどんと企業秘密にアクセスできてしまうということが多々あります。実際昼間に、繋がっているダイヤルアップ接続を調べて、コンピューターを特定し侵入することが可能です。また堅いファイヤーウォールを抜ける手段の1つとしてよく使われています。

会社の資源というのは、実はネットワークだけではありません、私用メールを出しているあなたの時間も会社の資源です。実際ネットワークをちょろっと使うより、社員の時間の方が会社としては価値のあるものです。

少なくとも業務の時間ぐらいは、仕事に専念しましょう。個人的なメールを書くことなどで生産性が上がるなら書いてもかまわないでしょう。また、無駄で危険なダイヤルアップさせないために、クライアントの制限はあまり多くするのは問題があることがわかったでしょうか?

(こんなこと書くとアレかもしれませんが、私の管理しているサーバーでは、ほとんど行き来するメールはすべて、監査しています。SPAMチェックとか、他人の個人向けメールとか興味が無くても目に付くことが多くあります。とくに禁制品の売買や、明らかに仕事していないばあいはばれます、それで能率が上がれば問題ないでしょうが。事実があっただけで首切りの対象にするのは問題かもしれません。そうやって他人を装い陥れている可能性もあるのですから。

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